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帰路

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インドにさよならして日本にただいましてから29時間が経とうとしているのに、まだ、あのときそのときを消化できずに宙ぶらりんでいる。

だから、ひとつひとつをここに出していこうと思う。ぐちゃぐちゃなものものをほぐして、文字におこして、整えていく作業。

去年の暮れに一度連絡したんだけど、と昨日の夜に電話がかかってきたものの、わたしの去年の暮れにピントがあわない。去年の暮れが組み込まれていない。空白の浦島太郎。たしかに去年の暮れ12月24日に通った道を、今は逆方向に進んでいて、あちらにワクワクを置いてきて、こちらにセンチメンタルを持ち帰ってきた。金谷川、郡山、黒磯、宇都宮、大宮、東京。東京、大宮、宇都宮、黒磯、郡山、金谷川

 

今回はお腹が元気で嬉しい。毎日(ときには1日2回)食べたカレーも、寝起き食後道中帰宅後ことあるごとにひとびとと集って飲んだチャイも、恋しい。このからだの変化に拍手したいし、今は手の届かなくなった遠い異国の食べもの達に哀しくもなる。